年は取りたくないもんだ

2019/09/19

年は取りたくないね、という言葉、よく耳にするが、

最近、ずっと、このことばかり考えてしまう。

 

先月は整形外科病棟に入院して、お年寄りの大変さばかり目の当たりにし

退院したら収まるか、と思ったら、退院しても収まらない。

昨日は、会議に出ていて、偉い年寄りの先生と一緒になった。

偉い年寄りの先生、「また言ってる」と思う。

その意見、これまで何度も聞いたが、採用されてこなかったのだから

もういいかげん諦めれば良いものを、と思ったが、

そうか!何回も言っている自覚がないんだ。

 

それは別にいい。人が言いたいことは、言いたいだけ言えばいい。

今度は、私が問題提起していたときのこと。

簡単に解決策が見えてこないので、ずっと議論が続いた。

私は、対話が大事で、互いの意見を出すことが大事で、一緒に考えることが大事

と思っているので、ぜんぜん苦にならない。

 

そしたら、年寄りの偉い先生、

「その話、この場でやることですか?」と切り出した

ええこの場でやることですよ。この場でやらないと、勝手に決められない。

なのに年寄りの偉い先生、「もういいんじゃないですか、結論出そうにないですし」

えー、それ言う?

と思ったが、場の空気を考え、私は身を引いた。

 

前回は、先生の手柄話を延々と聴き続けるハメになりましたが、

その際、ひと言も口を挟みませんでしたけど~

 

そうして、また考えた。

年を取ると、根気が続かないのかもしれない。

そして、年を取ると自負や自慢の話は、どんどんしたくなるのかもしれない。

さらに、年をとると、思ったことを抑えることができず、口から出やすくなるのかもしれない。

 

あーーー 年を取りたくない。もうこれ以上。

でも取っていく・・・

こわい こわい

よっぽど気をつけよう。

 

長くしゃべりすぎない。少なくとも、その場にいる他の人以上には。

自慢話はしない。そのため、うぬぼれない。

ぱっと言わない。言葉は考えてから口にする。

 

同じなるなら、いい感じの年寄りになるのだ。