専門性に加えて人間性豊かな先生

2020/10/02

きょう、思いがけないお返事が届いた。

大きな病院の、救急医の先生から。

先に手紙を書いたのは、私だけれど、

お返事がもらえるなんて。

 

私が書いた手紙は、お礼と、お願いだった。

お礼とは、

当会の会員さんが、お子さんを亡くされてから

もう一度病院に、その先生を訪ねて行ったとき

とても温かく迎えてくださり、再度説明をしてくださり

それだけでなく、

お子さんやご家族のことをよく覚えてくださっていて

当日のことを聞かせてくれたり、

自分を責めているお母さんに、お母さんは何も悪くないことを

医師の口からはっきりと知らせてくれたり

本当によくしてくださったから、

私、まるで妹(娘かな?)がお世話になった気分で

お礼の手紙を書いていた。

 

お願いも書いていて、

当会に、この先生が治療に当たった会員さんがほかにも在籍し

その方も、先生を訪ねて行くといいと私は考えているが

ご本人は、まだ時間かかりそうなので、

「訪ねて行くときが来たら、よろしくお願いします」

と書いておいた。

 

妹や娘のような世代の母仲間が

子どもを亡くした病院で、もう一度

温かく優しくしてもらえると、本当に有り難い。

 

わが子が命をかけて懸命に闘っていたとき

この子の一番近くで、もっとも力になってくれた人が、

専門性に加えて人間性豊かな人であったことに

少しでも気持ちが救われたら・・・と思う。