年を越すせつなさ

2020/12/31

きょうは大晦日。

今年お子さんを亡くされた方々は、

一層つらい思いで過ごされる日だと思う。

 

明日になれば、「きのう」が昨年ということになる。

我が子と過ごした時間が、遠い日のようになるから。

遠い日に子どもを置いて、自分たちは

別の時空に移り住むみたいな。

錯覚なのだけどね。

 

考えたら、

置かれたのは私たちのほう、なのかもしれず

でもそれは、子どもが置いて行ったというよりも

子どもは連れて行かれたようなもので

どこに行って、どうしているんだろう?

と毎日考えている。

 

さらに考えたら、

子どもは、ずっと家にいる感覚も多くの親にあり

外出して帰ったとき

「ただいまー」って言ってると。

 

もっと不思議なのが

何らかのかたちで(ペンダントとか)連れて出かける人でも

帰宅したとき「ただいまー」って言ってる、というから

結局、よくわからないのだ。

 

亡くなった子は、いつもどこにいるのか・・・

 

「いつも一緒」

と感覚的に感じられるようになった人

それはすごい強み。