最初の命日(一周忌)を迎えるとき

2021/01/31

間もなく初めてのお命日を迎えるお母さんから

メールをいただいた。

この時期が、もっとも辛いとき。

 

あゆみも2月。

2月に入ると、すぐに

意識を失った2月6日が来る。

 

お母さんの気持ちを考えながら、ふと、

意識をなくした日と、亡くなった日、どっちがつらいか

という問いが頭に浮かんだ。

考えたこともなかったけれど、考えてみた。

 

私にとっては、意識をなくした日のほうだ。

亡くなった日以上につらいって、変かもしれないが

自分がその場にいなかった自責からだと思う。

 

何年経っても、何をどれだけしても

自責って動かないものだと痛感する。

でも、親の自責は、愛の深さ。

可愛くて可愛くてたまらないから

この自責の深さはその証明。

私はそう思うことにしている。

 

意識をメールのお母さんに向けたとき

グサっときた。

ああ・・・

お子さんは、意識を失った日と、亡くなった日が

同じ日。

 

つらいね・・・

あの日以上につらい日は

もう二度と巡ってこないから

ここは、ぐっと、じっと、耐えよう。