記者は体験談を聴くのが上手

2021/04/05

以前にも書いたことがあるが、

私が、あゆみのことを、最初に詳細に振り返ったのは

自宅を訪ねてくれた新聞記者に語ったときだった。

 

話を聴く記者の姿勢は、真剣で、誠実で、

何時間に及んでも、耳を傾け続けてくれる。

 

このおかげで、あゆみの身に起きた一部始終を

言語化することができた。

頭の中が整理され

心も満たされるのを感じた。

 

ところが、

ちょっと違和感を覚えたのは

記事になったときだ。

私だったら、こう書かない。

こう表現しない、と。

 

文章の上手い下手ではない。

自分で書くことは、とても大事。

それで私は、本を書かなければ、と決めた。

 

会報だって同じ。

自分のことや、自分の子どものこと

ぜひ自分で書いてほしい。

あなた自身ほど、「あなた」を書ける人間はいないから。

 

ちなみに、テレビは

話の聴き方は上手。

ところが、放送では表現に違和感、

どころでなく

内容まで違ったことがある。

変えられてしまっていたことだってある。

 

マスメディアに頼らなくても

インターネットを上手に使って

普通のお父さん・お母さんも、大切なわが子のこと

自分の言葉で、自分で発信していけると

いいと思う。