何十年振りかで思い出してみた小2

2021/06/11

昨日のつづき。

小2のある日、担任の先生は1日休みだった。出張?

毎時間、別のクラスの先生が少し来て、あとは自習。

私は、男子のほうが友だちが多く

特に仲のいい〇〇君と、ふざけまくっていたが

はたと、課題していない!と我に返る。

 

男子は、私よりあほだから、まだふざけていて

ちょっかい出してくるから、「もーやめて~」

とか言いながら、必死で課題をしていたが

しつこくちょっかい出してくるから

ボンと突き飛ばしたら、、、、

 

〇〇君、吹っ飛んだ

 

すると棚の角にぶつかって、耳から出血。

教室は大騒ぎに。

 

隣の先生が来て、学年中の先生が来て

彼は病院に運ばれ

私は、めちゃくちゃ叱られた。

 

何したん!?!?

と当然、何人もの先生から詰め寄られ

私は、泣いていたのだろうか?

ただただ固まっていたのだろうか?

その記憶はないが

「そんなに強く押してないけど、飛んだ」

と言った。

 

そしたら、何を言ってるんだ!ってことになる。

強く押さないと、あんな怪我しないでしょ。

 

そんなに強く押していない、というのは

本当のことを言ったのだけれど、

もう、これは、言ってはいけないと思ったのと

自分がどうすればいいのか、わからなくなった。

 

病院で耳たぶを縫って、戻ってきた〇〇君に

謝ったら、許してくれた。

謝る以外、どうすればいいのか、わからなかった。

 

そして翌日、朝一番に

担任の先生から呼ばれ

「お母さんは、何と言っているの?」

となって、、、

えっ、どういうことやっ!!!

と、前日の倍の勢いで叱られる。

 

私、親に、言っていない・・・

 

この理由がよくワカラナイ。

〇〇君は、謝ったら許してくれたからか?

もう十分叱られたから、もういいでしょう、と考えたのか?

 

帰るの怖い・・・

昨日100叱られたのが、きょう200になって、

帰ったら400になる気がした。

 

家に帰ると

母は口がきけなくなってしまったのか

私、置いてあった果物屋さんの大そうな包みに

これなに?メロン?

とか言ってみたら、黙ったまま睨まれた。

 

〇〇君の家は、

何度も遊びに行ったことのある家だが

母は固い表情で黙ったままだし

とても重い気持ちの道程だった。

(つづく)