どっちも我が子に思えるだろう

2021/11/11

先日(11/5)「産院での子の取り違え」のことを書いたが、

アメリカでは、胚の取り違えが起こっていた。

不妊治療で、別の患者の胚を移植してしまったのだ。

生まれた子が似ていないことから、DND鑑定し

他人とわかり、子どもを交換したという。

 

ここで私は、またヘンな妄想に入りこんだ。

2人の患者の、1人が私とする。

私は出産が果たせず、もう1人の患者は出産でき

でも、その人は親子ではないことが判明し、

実は私が親、ということがわかったなら

私は、きっと、「その子は私の子です。返して!」と、

その人から取り上げるんだろうなあ。

 

逆に

私だけが出産を果たすことができ

親子ではないことに気付いたとすると

本当の親を探すだろうか・・・?

そして、その人に返してあげるだろうか・・・?

たぶん私、無言を貫き、ひたすら隠し

親であり続けようとするのではないだろうか・・・

おーーーこわ

 

だから取り違いは、絶対にあってはならない。

アメリカの2組の夫婦は、話し合って交換したが

数か月、母乳を飲ませ、絆を深めた子を手放すつらさを

涙ながらに訴えている。

 

数か月も・・・

通常、これはもう

切っても切れない。