まな板の上で口あけて足ばたばた

2022/01/11

手術した顎関節の、抜糸に行ってきた。

先に、未納のままになっている入院費を

払おうと思って会計窓口に行ったが

まだ計算できていないので、またこんど

と言われた。

病院は、事務もとっても忙しいのだな。

 

診察室に入り、抜糸が済むと

口が何センチ開くか、ものさしで測られる。

私は口を開けて、

診察台に仰向けになっている。

 

測り終わった先生は、いきなり

私の口に両手を突っ込み

右手で下顎を、左手で上顎をつかむと

ガバっと開くもんだから

私、おおおーーとなる。

さらにはガシャガシャ開閉されて

私、おおーと、うめきながら足ばたばた。

 

「手術中はもっと開いてました」って

先生勘弁してくださいよ、

いまは全身麻酔してないんですから

痛いですってば。

 

手術中のビデオもあります、と言われたが

私、勘違いしてしまい

見なくていい、と言ってしまった。

 

まな板の上に乗せられてる自分が

上顎と下顎つかまれて

ガシャガシャされても眠ったまま

っていう姿が浮かび、見たくねぇー

と思ってしまったのだ。

 

癒着は全部外せましたので

と言われて、

あ、ビデオとは、関節を映したもの?

と気付く。

だよね。

 

診察室を出てから、

内視鏡で見る手術中の患部、見たい

と思った。

次行ったとき、見せてほしいと言ってみよ。