一番大事な日を忘れるなんて

2022/01/17

年末年始の寂しさを乗り越えたところで

あゆみの誕生日を迎え

ずーん、という感じ。

 

最初の頃は

この日は用事や約束を入れなかった。

泣いて過ごすために。

そのうち、

表面的には、普通に過ごすようになったが、

ある年、忘れて過ごしたことがあり

翌朝に愕然とした。

あゆみも、あゆみだ!

知らせないものだなあ、と

自分の薄情さを棚に上げ

冷たいと、イジケたりもした。

 

でも、不満だったら気付かせる気がし

いいのかな?と思い始める。

祝いたい年には、祝って

涙したい年には、涙して

普通に過ごしたい年には、普通に過ごせば、

と、この誕生日忘れちゃってましたの一件で

肩の力が緩み

365日を、ほぼ普通に過ごせるようになった。

 

お子さん亡くされて、ずっと嘆いている人も

何年目なのか?

いま何才なのか?

えっと、、と数えたりすることはよくあって

わ、でた〜 と密かに思ってる。

この人も、365日をほぼ普通に過ごせる域に

入ってきたかも?と。

 

それでも、2月に入ると

病気になった日

生死を彷徨った日

亡くなった日が待っていて

いくぶん口数が少なくなる日々は続く。