人間には分からないことが分かる犬

2022/05/17

扱いにくい入居者が、扱いやすくなっていくと

もう「近い」とわかる

と施設で働く人が言ってた、と4日前に書いたが

犬も「わかる」という記事を見た。

 

高齢者施設で飼われているこの犬が、すごい。

最初は

ある入居者の部屋の前で

うなだれている。

 

しばらくすると

その人の部屋の中に入っていき

共に過ごす。

 

やがて

その人のベッドの上に乗り

寄り添う。

 

そうすると

その人、ほどなく最期を迎えるという。

 

何でわかるんだろ?

確証はないものの

臭いではないか、と考えられている。

 

亡くなりゆくとき

人は、匂いが変化するのだな。

嗅覚が冴えている犬には、わかるのだな。

 

なので急な病状の変化の場合は

第一段階、第二段階を飛び越して

ベッドに乗るらしい。

 

第一段階の「うなだれる」は

人間と、とても近いように感じる。

ただ人間だと、こういう時期に

何て言葉をかければいいか・・・

躊躇したりするが

犬はいいな。

 

へんに元気づけたり、しない。

余計なことも、言わない。

言葉じゃない、ってことを

誰よりもわかってるのかも知れない。