出てこなかったけど見たのはあゆみの夢

2022/07/01

見た夢のつづき。

 

叶わぬことと思っていたのに

あゆみと暮らした家に、入ることができた!

私は、バイトを始めていた。

(最近バイトを始めたとご遺族から聴いた影響か?)

 

自転車で出前をするバイト。

配達先は、隣の久世さんなのに

吸い込まれるように、かつて住んでいた家の門を開け

6段あった石段を駆けあがり

玄関ドアを開ける。

 

ところが目に入った光景は、

見たことのない家だった。

中は、すっかりリフォームされていて

立ち尽くす。

 

住人の女性は、誰?!と驚き

「注文してませんけど」と言われるが

この機会を逃したら、二度とない。

「ここに住んでいた者です」と名乗った。

 

そしたら、急に親和的になり

まるで同じ釜の飯を食った仲間かなにかのように

「へーー、そうだったんですか」と

ドアの中に入れてくれた。

 

私の目的は2階だ。

2階には、あゆみが勝手にキャップを外したペンで

ぐるぐる、ぐるぐる、いっぱい落書きして

ギャーーと私が叫んだ場所がある。

 

こんなにリフォームされてても、

あの畳、まだあるだろうか。

あれば剥がして持ち帰りたいくらいだが

見せてもらえるだけでもいい。

 

2階に行かせてほしい、と頼む。

 

非常識もはなはだしく

ちゃんと理由を言わないと。

私には娘がいたのだけど、という一部始終を

簡潔にまとめなければならなくて

たぶん頭が冴えてしまったのだな。

 

目が覚めてしまった・・・

 

2階に行けずじまいで

1階はすっかり様変わりしていたのに

この夢の、何が嬉しかったんだろう・・・

 

もう一度、家の中に入れただけでも、かな?

やっぱりあの家は、大事な家で、

あとを住んでいる人が優しかったから、かな?

よくわからないけれど

あゆみにまつわる夢が見れただけで嬉しい!

肝心のあゆみは出てこなかったのだけど。