1時間も徘徊していたのかと一瞬思った

2022/09/05

お子さん亡くされたお母さんが、家に来られるので

駅まで迎えに行ったら、

ちょっと待ち合わせが上手くいかなかったので

場所を間違えたことを、謝られたのだけど

私は、間違えるのは大抵自分なので、

人に謝られることに弱い。

 

それで、一昨日の話をした。

13時から大事な集まりがあって

12時集合だったから、5分前に着いた。(つもり)

部屋に入ると、机が並び替えられていて

パソコンも設置してあるので、私、思わず

「12時より早く集まるのでした?!」

と、ちょっと強い口調で言った。

だったら私も早く来て、準備手伝ったのにー

という気持ちで。

でも、「気持ち」のほうは伝わりにくく、

口調の強さだけは伝わる。

 

シーンとなって

「いま1時ですけど」と言われた。

え?

 

何が起きているのか、理解できなかった。

私の時計、止まっているのか??

 

いや、動いている。

13時を指している。

 

じゃあ私は、どこかで1時間、徘徊でもしていたのか?

いや、していないはずだ。

家から真っすぐ来たはずだ。

 

昨日、私は注意欠如と書いたけれど

半端ない。

何かに関心が向くと、色んなことが狂うが

その1、時間がわからなくなる。

 

朝起きてから、家を出るまでの、どこかで

1時間狂ってしまったことに気付かぬまま

電車に乗って、会場に着いて

即座に平謝り。

 

だから、ぜったいに

本当に偉そうな口をきいては、いけない。

謝るのは、たいてい自分のほうなのだから。

 

で、お母さんに尋ねられた。

「あゆみちゃん亡くなってからですか?」

 

それなんだけど、

あゆみが亡くなって、おかしくなった

と思っていた。何年間か。

確かに、あゆみの死後は、かなりおかしかった。

でも、未だにおかしいのは、おかしい。

元々なのだと自覚するようになった。

 

何でもかんでも、死別のせいにしては

あきません。