元気な頃にもっとも泣き叫んだこと
2023/01/16昨日、子どもの「イタイ」のことを書いて、
「コワイ」にも結びつき、
あゆみが、息できないほど泣いた日のことを
思い出した。
あゆみは眼科に通っていたことがある。
生後半年くらいのとき
目が目やにで一杯になるから、眼科に行くと、
涙が通る管が塞がっている
と告げられた。
さらに、
涙が出る穴に、針金みたいなものを通す
と告げられた。
穴って、どれだけ小さいか!?
管もどれだけ細いか!?
そんなことができるのか!?!
もう意識が遠のきそうだった。
しかも、話して言うこと聞く歳じゃないし
先生は、あゆみが苦手な男性だし
仮に女性の医師だったとしても無理無理
と思った。
麻酔で眠らせるのか?も尋ねたが、
このままする、と聞き、
あり得なーい、と私は思った。
でも、こんな目のままでは・・・
先生は、先に延ばさないほうがいいと言い、
失礼ながら、
失敗しない自信あるんだぁ、と思って
お願いした。
看護師さんたち、あやしてくれていて、
若いお姉さんたちにニコニコし、
声まで出して喜んでいた。が、
「お母さん、出て下さい」
と言われると同時に、
バスタオルでグルグル巻きにされた。
ぎゃー
ぐぁーー
ぐぉーーー
泣き、わめき、叫び、
静寂・・・
小さい子の泣き方だ。
大泣きし過ぎて、息できなくなって、
息が再開したら、また泣き叫ぶ。
私、つらかった。
でも早く治してやらないと。
このとき、大げさに、こんなこと思った。
生きていくためだから
ものすごく長く感じた処置の時間だったが、
へろへろになったあゆみが腕の中に戻り、
よかった、よかった、
となったのだけど、
また管が詰まってしまったのだ。
再び眼科に行くと
この子の涙の管、細いから
と知らされ
えーーー
(つづく)