こんな医療事故が起きるものだろうか
2023/06/222021年に、10代の男性が
手術後に死亡する医療事故があった
ということを中京テレビが報じている。
その手術が、驚くことに、
痔の手術だったという。
術後に必要な検査が行われていなかったことが
大量出血をまねき、
急変時に薬を取り違えたことで
死に至っている。
この男性には脳性まひという障がいがあった。
先日、重い障がいをもって生まれたお子さんのことを
「生まれてこれたことが、すごいこと」と
お母さん熱い思いで話されていた。
この亡くなった10代のお子さんのこと
「生まれて、生きてこれたことが、すごいこと」
と愛しむお母さんの声が聞こえてきそうで
ここまで生きてきて、こういう閉じられ方って
会ったことのない他人であっても
たまらない思いになる。
この病院は、
障がいを持つお子さんたちのための病院だが
同じ年、別の医療事故も起こしていた
と合わせて報じている。
そちらは、
基準値の15倍の下剤を処方されたための死。
下剤だったなんて
本来死ぬような薬ではないし
病気治療のための薬でもないのに・・・
子どもをこのように失った親御さん、
どこへ気持ちを向ければいいのだろう。