子どもは親を選んで生まれてくるらしい

2023/09/10

「子どもが親を選んで生まれてくる」

ということを言っているのは

スピリチュアルカウンセラーの江原氏だけではないが

きょうラジオで話されていたらしい。

 

私がこの説を最初に耳にしたのは

障がいをもって生まれる子どもが、そうで、

親は、戸惑いや不安もあるかもしれないが

あなただから!

と見込まれたのであれば

きっと育てられる。その子を幸せにできる。と

説得力のあるメッセージに聞こえた。

 

でもラジオでは、

虐待される子どものことも話題になったようだ。

この角度からは、考えたことなかった。

ほんと、そうだ。

虐待する親を、選んで生まれてくるなんて

考えられないと私も思う。

 

江原さんは、

虐待に至るまで子どもを抱え込まないように、とか

子どもは、みんなの子、地球の子

と話しているが、

その考えは、ほんと素晴らしい。

でも、社会全体がそこまで成熟していない以上

やっぱり、その子は

別の人のところに生まれてきたほうが

よかったんじゃないかなあ

と思いながら記事を読んでいた。

 

で、あれれ?と思う。

普段からよく耳にする、子どもを亡くした親の

後悔や自責の表現として

「私のところに生まれてこなかったら

違っていたんじゃないか?と思うと・・・」

と語られたりするとき

私は黙って聴いているけれど

内心「そんなこと、あるわけないじゃない」

と思っている。

 

その子がその親を選んで生まれてきたか、どうかは

わからない。調べようがない。

でも、

ぜったいにその子は、この親の元に生まれ

この人が親で、

この人と共に生きたことが

最善だったと思う

という気持ちは、確信をもって

私のなかでは揺らがない。

 

失って、なお、愛情を深めていく姿からも

そう思う。