「必ず終わりがくるから」に救われる育児

2024/04/14

買い物のたびに「双子ちゃんですか?」

と聞かれ、「見ればわかるでしょ」とうんざり

という記事を見た。

 

私はてっきり、

双子じゃないんだあ、と思った。

じゃあ年子かな?

で、上の子の発育が遅く、小さいため

下の子と双子に見られて

つらい思いをしているママかもしれない

など想像をはたらかせる。

 

読み進めると、

双子だった!

 

買い物をしていると必ず

「双子ちゃんですか」と話しかけられ

当時、気持ちの余裕がなくて

「見たらわかるでしょ!いちいち話しかけないで」

と思うことがたびたびあった

というもの。

あ然、となった。

双子のお子さんを亡くされたかたや

双子の1人を亡くされたかたの話では

双子の親になれた幸運や

双子で生まれたことは、2度出産することとは

まったく別の喜びだった

と聞いたこともあり

「双子ちゃんですか」と声かけられて、うんざり

という心境に、私はとても驚いた。

 

記事のなかの人は

「私の子どもも双子なの。

今が一番、子育てつらいでしょ。

でも終わりが必ずくるから、もう少し頑張って」

と声かけられたとき、

分かってくれる人がいることに

涙が出るほど嬉しかったのだそう。

 

子育てつらいって

そういうことなんだなあ。

でも、本当のつらさは

そことは別のところなんだよね。

 

「必ず終わりが来るから」に救われた

ということにも、ドキッとしてしまう。

 

終わりは

来たらだめなんだ、ということを

知らずに一生過ごせる人たちが大半。