会って話す以上に文字で伝えるのは難しい
2024/04/24きょうは葬儀関連のご職業の方々に
グリーフケアの授業をさせていただいた。
そのなかで、
お子さんを亡くされたご家族を担当するとき
極度に緊張する。
どんなことに気をつけたらいいのか?
尋ねられた。
それは本当に難しい仕事だと思う。
思い当ることを話しながら
予備知識は持ったとしても、それでも
いま目の前にいるご本人から
意向やニーズを教えていただくことが何より大事で
私自身も、たくさん出会ったからといって
知っているかのように、分かったかのように
ならないことを心がけていると話した。
実際、今朝、
お子さんを亡くされて、このあとお葬式
という方からのメールを前にし、
仕事に向かう電車の中で
返信しようとしたが
このような時期にあるかたに
書くといい言葉はなかなか見つからず
書いては消し、書いては消し、、、
考えているうちに
京都に着いてしまった・・・
会って話す言葉も難しいが
文字で伝える言葉のほうが
さらに難しいように思う。
会って話すと、言葉が見つかりやすいのではなく
会っていること自体が
伝え合うもの
通じ合うものを
与えてくれるからだと思う。
だから私は、「つどい」が好きで
会うことが好き。