子どもは自分がいけなかったと考えがち

2024/07/26

NHKの朝の「虎に翼」で、

またムズカシイことになってきた。

 

先日、私も「悪もの」扱いしていた男性が

きょう大泣きした。

先日の場面では、

人の心のかさぶたを、事あるごとに剥がすような人

のたぐいと感じさせていた人。

 

ところが、

虎子の娘(ゆみ)を見た途端

引き寄せられるようにそばに来たかと思うと

わーわー嗚咽をあげて泣き出した。

 

この人は、娘も孫娘も空襲で亡くし、

ゆみの姿にたまらなくなったのだろう。

そのことは理解できる。

 

よくわからないのは、その男性を、

「ごめんなさい」と抱きしめたもう一人の男性。

彼は、先日、次のようにつぶやいていた人。

「死を知ることと、死を受け入れるのは、違う。

事実に蓋をしなければ生きていけない人もいます」

 

遺族に理解ある人のようだが

なぜ「ごめんなさい」なのだろう・・・

 

小さい女の子を連れてきてしまったから?

 

1つだけ、はっきりしたことは

ゆみの言葉。

部屋に入った途端、大の大人に大泣きされて

びっくりして、

「ごめんなさい!ゆみのせい?」

 

子どもって、そうなんだなあ。

理解できない窮地に立たされたとき

自分の何がいけなかったのか?

考えだす。

 

きょうだいが亡くなったあとも

多くの子が言っていた。

「ぼくがいけない子だったから?」

 

もっと子どもにわかるように説明しろー