「もっともっと優しい人間になりたい」父

2024/08/07

2日に、髪を切りに行ったとき

近所にいた女の子の噂話に及びかけたが

私がしらない話だったので

美容師さんはピタリを話をやめ

私も「いわなくていい」と思ったと書いたが、

本心では、ちょっと聞きたいと思っていた。

でも、この人が、ピタリとやめたことを

エライと思ったのも、本心。

 

こういう人が社会に増えてほしい

と思っていたところで、

会員の掲示板で、共感してくれる人がいて

再確認した。

 

私たちは、

社会で傷つくことを、ものすごく恐れている。

人の言葉や、無責任な噂話、

それが亡くなった子のことであれば

立ち直れないほどに、傷つくだろう。

 

だから、

誰にでも優しくあってほしいし

優しさを、ものすごく求めていることに気づいた。

と同時に

自分も優しい人間にならなければ。なりたい。

と自分に願う気持ちにも気づいた。

 

先月の東京のつどいで、

お父さん同士語らっている部屋に入ったとき

一人のお父さんが語られていたことが

ずっと胸のなかにある。

 

「優しくなりたいです。

あれから、そればかり考えています」

 

私はこの言葉を、私と同じ理由でいるのかな?

願っているのかな?と思って聞いていた。

つまり

傷つきやすい人たちが暮らす社会が

優しい人で満たされていくように。

 

お父さんの思惑は、

このこととは、また別のところにあった。

 

「もっともっと優しい人間にならないと

あの子のいるところには行けない」

 

あーー、そうかー

私たちは、優しい人間になったら

この世で暮らしやすくなるだけじゃなく

さらに先にも繋がることなんだね。