死ぬ前は死にたくないと思わないらしく

2024/11/04

整体を受けに行って、先生から

ちょっとびっくりな話を聞いた。

先生は、２年前にバイクで大事故をして

ドクターヘリで搬送された

と聞いていた。

 

その話じたい驚いたが、

頭を打って意識不明の状態だったのに

意識はすぐ戻って、一泊二日で退院した

というから、さらに驚いた。

 

唖然となっていたので、以前は

これ以上のことは聞かなかったが、

もっと知りたいことが出てきた。

 

死ぬかも、と思いましたか？

 

思ったそう。

「死にたくない」と思いましたか？

思わなかったそう。

 

えーー、大抵思う、とおもっていたが

どうも私が想像するような状況ではないらしい。

そもそも痛くてたまらないはずが、

痛くもないらしい。

そして、死ぬのも怖くないらしい。

 

お子さんやご両親が浮かばなかった・・・？

浮かばなかった、と。

 

またも唖然となって、言葉を失うが

私は、あゆみのことを考え始めた。

頭を強打しても痛くないくらいだから

あの子は、痛くも苦しくもなかっただろう。

 

あゆみは小さいから

深いことや、その先のことは

何も考えなかったかもしれないが

「こわい」はなかった

そう思うだけで、肩が少し軽くなった。

（整体の効果もあるかもしれないけど～）

 

ところが、この話の先に

ちょっとこわい別の話が待っていた・・・

ーつづくー