カッコ悪い大人たちも中学生は見た

2024/11/24

兵庫県知事が、再選を果たして1週間が過ぎた。

孤独~大盛り上がりまでの選挙期間を経て

奇跡のような当選だったのに

またしても辞職に追い込まれるかも。

この件(公職選挙法違反)についてはまだ不確実だが

兵庫県、なんだかなあ・・・

 

あの選挙で、私が思う一番ヘンだったのは

私が住む尼崎市の市長たちが、一同に、

一人の候補者支持の会見をしたことだった。

 

私が推すこの人に、尼崎市民は入れてね!

というアピールだろう。

公人が、表だってそういうことするだろうか?

 

このとき、思った。

公人でなくても、どんな団体の長でも

その組織の人々に影響を及ぼすような

個人的意向の発信には慎重にならないと。

それは規模の大きい小さいにかかわらずだ。

 

で、推しが落選したら

そそくさと当選者の元へ祝辞に行った市長が

何人もいたようだ。

自分は参加したくなかったけど仕方なかった

と言い訳していた市長もいた。

何やってんだか。

 

当選が決まったとき

一人の中学生の投稿が目にとまった。

「大人のみなさん、ありがとうございました」

と書いていた。

この子は、自分の考えをもっていたようだ。

でも選挙権がない。

だから大人たちに委ねるしかなかった。

カッコ悪い大人もいろいろ見てしまったね。

 

今回のことで、

私は、遺族の回復のプロセスと

ちょっと通ずるものがあるようにも思った。

(つづく)