自分で考えて自分にとっての良いを選ぶ

2024/11/25

兵庫県知事の選挙の動向を見ながら

なんで遺族の回復のプロセスと重ねたか?

 

知事選では、

最初、「この人はダメだ(パワハラ)」

とみんなが思った。

連日テレビでそう言ってたから。

でも録音などの証拠は出てこず

1つくらい出てきても良さそうなのに

あれれ?

と思い始めてネットを見ると、

テレビとはぜんぜん違うことが言われてる~

 

どっちがホント?

真実はなに??

と県民は思い始めた。

が、人と人との関わりにおいて

正解というのは本当に見えにくい。

 

遺族も、周囲の言葉に振り回されることがある。

例えば、

「いつまでも納骨しなければ成仏できない」は

現代でも言われることがある。

「悲しみが深いと、亡くなった人は心配で

なかなか天国に行けない

=つまり成仏できない」も。

 

「自殺した人は天国に行けない」

にいたっては

まともなお坊さんは決して言わない。

 

じゃあ、何で真に受けて揺らぐのか?

 

証拠や根拠が見せられないことが

耳に入ってきたら、

惑わされてしまう。

特に遺族は、頭がぼーっとしている時期が

長く続くから。

とりわけ「亡くなった人が」どう、こう、

と言われると、途端に揺らぐ。

一番弱いところだから。

 

自分で考える

自分にとって良いことを選ぶ

 

これに尽きると思う。

遺族会も、個々の「自分」を尊重し

個人的価値観の押しつけは

極力しないようにしないと。

 

そんな基本的なことを

なぜか兵庫県知事選が終わったときに

よぎったのだった。