ずっとママと一緒にいたかったから
2025/02/03先月24日のドラマ「日本一の最低男」
の、次の回を見た。
ママががんで亡くなり
継父(ママの再婚相手)と暮らす
小学生の女の子、
今度は万引きをしてしまった。
お金ほしいと継父に言ったのだけど
欲しいものがあるの?と聞かれたので
「じゃあいい」となってしまう。
取ったのは、生理ナプキン。
お店には種類がたくさんあって、
どれを買うといいかわからず、
お金も足りず
1つ、取ってしまう。
ママは、生前、
手作りの可愛いポーチに、いつくか入れて
手渡してくれていた。
「これはお守りね、ランドセルに入れといて」と。
その時、使い方を
「ここをこう開けて」と説明しかけたら、
女の子は「いい」とさえぎる。
「いつなるか分からないでしょ。
知らなかったら困るから」
とママは言ったけど、
「いやだ!来たとき教えて」
と拒絶した。
さらに、「その時いるよね?
お母さんいるよね!」と念を押す。
あーーこの子はいい子だ。
ママは亡くなり、
うまく笑ったりできなくなって、
学校に行けなくなっていたのだった。
先のことを話し合ったら
ママの死期を早めてしまうような気持ち、
ママとずっと一緒にいたい気持ちが
ありありと伝わった。
大人でも受け止めきれない現実を
子どもなりの回避のしかたに
涙込み上げた。