「ごめん」では許されない
2025/06/02相手を深く傷つけおき
ずっとあとで「ごめんね」と謝るのは
さらに怒りの感情を呼び起こす場合があること、
あまり理解されていないように思う。
簡単に謝られた側は、
抱えてきた傷の深さが
まったく理解されないまま
消して終わりに(なかったことに)
されようとしているのだから。
痛みは、
与えた分と同じだけ感じて、初めて、
「ごめんなさい」の土俵に立てる
というもんじゃないだろうか。
昨日の体験者の場合、
息子さんを亡くしたお母さんから
悲しみのあまり、
感情をぶつけられた
という経緯があった。
ここで、また難しい問いが生じる。
子を亡くした親は
誰より辛い立場として
無条件に擁護されるといい存在だろうか。