ご両親きっと「何でうちの子」

2025/08/28

神戸のマンションのエレベーターで

女性が襲われ、亡くなった事件、

犯人が見つかるまで

気の毒に。どんな関わりがあった相手だ?

と思っていた。

 

面識さえない男だった。

犯人が捕まったとき

私は、不謹慎かもしれないが、一瞬、

よかった・・

といった安堵を覚えてしまう。

 

いや、何も良くない!

何のかかわりもない相手から

こんなひどい目にあわされるなんて!

と数秒後には我に返るのだが

明るくて真面目で仕事熱心だった

24才の女の子が

こんな人間と、

いつかどこかで接点があったなら

悔やまれてならない思いのほうが

先に持ち上がってきたのだった。

 

狙われたら、もう避けようのない事件。

 

何でこの子だったんだろう

と何度も思っている。

 

そうしているうちに、

驚くことに、この3日前、

別の女性が、同じように後をつけられ

エレベーターに乗る直前に

「この人と乗るとやばい」と直感し

乗らずに奥のスペースに避難し

難を免れていたことが報じられた。

 

すごい直感と機転。

二人の女性に大きな違いはないと思う。

ちょっと考え事をしていたか、どうか、

くらいの違いだろう。

 

ご両親、ご家族は、

何でうちの子だったの、

という思いに、

どんなに苦しまれていることか。

 

過去に同様の事件を

2回も起こしていたというのに

何で放置されていたのか

本当に、何で何で、しかない。