遺族にとっては「生きてるだけで」でも

2026/09/02

不登校の子どもは、全国で35万人と昨日書いた。

これは子どもだけの問題ではなく

70万人の両親、100万人の家族が直面し

思い悩んでいると考えると、

すごい人数だ。

 

両親で考えや向き合い方が違って

夫婦喧嘩にも発展し

深刻な夫婦の問題になっていく家庭もある。

 

さらに追い込まれ

親の約半数が抑うつ状態で、

5人に1人が退職する事態らしい。

 

大変だなあ…

私が普段出会っている、

子どもを亡くした家庭も大変だが

子どもを育てている家庭も

大変の中身は違えど、大変。

 

生きているということ

生きていくということは

思いもよらないことが起きるし

避けようがないし

親も子も逃げることができない。

 

「逃げていい」という言葉、

最近は言うようになったが、これは、

命より大事なものはない!レベルのときに

発動することで、多くの場合は、

逃げずに、耐えたり頑張ったりするのだろう。

相当な試練であり、相当な忍耐だ…

 

ふと思った。

遺族会の中で、交わされる言葉として

「生きているだけでいいじゃない」

といった表現がある。

 

この表現、

生きてて贅沢言うな〜的な、

ちょっとした皮肉も含むように思う。

 

全員、亡くしているから

全員が同感!と思っているようだが

もしかしたら、少しだけ違う立場の人は

含まれるかもしれない。

 

家には、生きている子もいて

その子のことで「試練」「忍耐」のさなかの人。

大変だし、しんどいはずだけど、

大変も、しんどいも、

言えないかもしれない。