「勉強」は子どもよりお婆さんがする

2026/10/19

お年寄りの行動のこと、昨日は書いたが、

使う言葉にも特有なものがある。

近所の商店街の和菓子屋さんで

手土産を買っていたら、隣で

「勉強しといて」と言っている。

 

2つ買うときに言うようだ。

(1つしか買わなくても言う人はいるかも)

でも現代では、

関西でも死語になった気がする。

 

子どもの頃、この商店街の靴屋のおばさん

運動靴を買いに行くと、決まって母に

「勉強しますから」と言っていた。

 

年取っても勉強熱心なおばさんなんだぁ

と私は感心したが、でも何でそのことを

うちの親に宣言するのかな?と思った。

 

ダンナに、聞いたことある?と尋ねると

ある、ある、と言う。

昔、バイト先でしょっちゅう言われたと。

 

バイトが勝手に値引きしたら叱られるから

「勉強は学校でしてます」と返しといたと。

さすが店員も関西人らしい。

 

でも何で値引きを勉強と言うのだろう…?

そこには意外な背景が。

もともと勉強とは、精一杯努めること。

で、お金のことを、「高い安い」「まける」

などと露骨に言わずに、間接的に、

「利益が少なくなっても精一杯努力します」

という意味で「勉強します」となったそう。

へーー 関西人の奥ゆかしさからだった。