柿の季節になると思い浮かべる

2026/11/03

昨日書いた、最期のメモ、

「まち子 子供よろしく」は

激しく揺さぶられながら墜落していく機内で

ご主人は急いで書き留めたのだろう。

 

まち子さんのお名前は、漢字の真知子であること

ずっとあとで知った。

ちゃんと名前を書いて呼びかけてくれたことが

良かったと私は思ったが

ご主人は、生前にもう一つ、

いいことをしてくれていた。

子どもたちのために、庭に柿の木を植えていた。

 

その木が、事故の2カ月後に初めて実をつけた。

子どもたちは、9才と13才。

嬉しかっただろう。

不思議な感じがしたかもしれない。

パパはいなくなったが、パパが植えた柿の木には

毎年柿がなった。

 

真知子さんは、このことを

「パパの柿の木」

という絵本にして自費出版している。

パパのシャツを抱きしめて眠る

次男のことも絵本には出てくる。

 

真知子さんは、いま78才。

9才だった子は50才で

13才だった子は54才になっている。

本当によくがんばられた。