誰にも答えは出せないので自分で決めた

2020/07/11

一昨日に書いたこと。

誰と比べても、どこを探しても

これ以上のことは、ない

ということを知ったのが、子どもを亡くした親。

 

もう1つ知ったはずだ。

誰に聞いても、教えを乞うても

なぜこのようなことが起きるのか

答えられる人はいない、ということ。

 

最初は、そうとはわからないから、聞いたはずだ。

相手の反応は、それぞれだっただろう。

 

黙ったままになる人がいただろう。

「自分にはわからない」と答えた人もいただろう。

「それはね」と、何か教えた人もいたかもしれない。

 

私は、1つ目の反応が、いいなと思っている。

2つ目も、冷たく聞こえなければ、いいなと思う。

3つ目を言う人は、

1つ目や2つ目の反応を、受け容れにくい人かもしれない。

 

立場というのも、あるかもしれない。

あゆみが亡くなって暫くして、恩師が訪ねてくれた。

高1から、学業を終えからもずっと師事してきた先生で

絶対的な人。

常に正解を持っている先生だったが、

このとき、初めて、私は「はい」と言わなかった。

 

「亡くなった人のことを、いくら考えても仕方がないの。

あなたにとっても、亡くなった人にとっても

いいことはないのよ。」

 

言い返さなかったが、私は決めた。

ずっと考えていきます。

 

でも私は、不幸にはなりません。

あゆみが、私を不幸にするはずが、ありません。