思いがけずお墓のあゆみと再会
2020/12/12この日を、生きているうちに迎えるとは思わなかった
というか、考えないことにしていた。
お墓の中にあるあゆみのお骨を、もう一度見ること。
あゆみのお骨は、色々考えた末に
壺から出して、土に半紙を敷き、広げて置いた。
きょうは姑の一周忌法要。
お寺でするので、お寺に行くと
境内にあるお墓の、石のふたが開けられているではないか。
え!もしかして!
納骨もすること、ぜんぜん知らなかった。
法要が終わって、みんなでお墓のほうに行き、
私、すごく迷った。
中を見るか、離れたところにいるか。
あゆみとお別れするとき、私は、
火葬場に一緒に行ってあげられなかったし
きょうは直視してみよう、と思った。
心臓ばくばくしたが、
お墓の前に行き、中を見つめた。
白くてきれいなお骨・・・
姿は違っても、あゆみなんだ。
じーん となっていたら
急に我に返る言葉が耳に入る。
お坊さんが、「おばあちゃんのお骨と混ぜてあげますか?」
えーーーーーーー!
(立場が弱いヨメ、何も言えず固まる)
誰からともなく、やめておこうということになり
ほーっ。
危機一髪だったよ。