いちばん古い記憶に間違いはなかった
2026/08/08依頼を受けて、兵庫県こころのケアセンターに
初めて行った。
最寄り駅は、春日野道駅。
ここは、先週日記に書いた私の一番古い記憶、
親戚の家に預けられ、魔法使いのような
おばあさんと過ごした家があるところ。
たしか駅前だったはず。
何十年も行ったことがなく
偶然の巡り合わせに、ドキドキわくわく
電車に乗った。が、途中で気づいた。
行く先は、阪神電車の春日野道駅。
過ごした家は、阪急電車の春日野道駅。
違うやん…
駅を出て思ったが
きっとあっちも様変わりしているはず。
連れて行った叔母の一家はみんな亡くなり
家も取り壊されたと聞いている。
でも、一緒にお仕事した人に尋ねてみると
阪急春日野道駅のすぐそばに、今も、
商店街ありますよ、と教えてくれた。
私の記憶は間違いなかった。
おばあさんに連れられて行った商店街。
泣きながら歩く私に、行く先々で
お店の人がなだめてくれて、10円くれた。
落としてしまった10円玉を、泥の中から
腕まで泥だらけにして見つけ出してくれた
怖い風貌の優しいあばあさん。
幻想のようだった記憶が
現実のこととして浮き彫りになっていき
自分の一番古い記憶が
恐怖に満ちたものに始まったにも関わらず
温かく満たされて終ってゆくことに
あーーよかった
と、また思った。