市役所で青ざめる

2019/07/21

前回の「事務さん」の勧めに従い、市役所の健康保険の窓口に行った。

高額医療費の、限度額の手続きに。

 

窓口では、可愛いお姉さんが対応してくれて

「これで以上となります」と言った後に、

「このケガは誰かにぶつかられたとかではないですよね?」

と聞かれたので、

「ぶつかられたんですぅー」と言ったら

お姉さん、えっ!となり、

私も、えっ?となる。

 

「私はそのへん詳しくないので、うえの者を呼んできます」

と言い残してお姉さん立ち去る。

訳わからぬまま「うえ」現わる。

 

うえ「いつ、だれと、何があったのか、詳しく話してください。」

例のスノーボーダーとのことを正直に話し

恐る恐る尋ねた。「何か問題でも・・・?」

 

うえ「あなたは被害者で、この医療費は全額加害者が払うべきものなんです」

ここまで言われて初めて、私、青ざめる。

つまり健康保険は使えず、加害者がどこの誰だかわからない私の場合

私が全額払わなければならない!?!?

手術は全身麻酔と聞いているし、入院は3週間以上と聞いているし

ひぇー いくらになるんだ?

 

ちがった。

加害者の所在がわかっていたら、知らせる義務がある

という話だった。

わからないなら、それでいいと言われたが

こういうことがあったら、必ず相手の連絡先は聞かないと、とたしなめられた。

まったくだ。アホですねん。

 

一安心したものの

ふと、逆の立場が頭をよぎる。

(つづく)