自分に甘い男の下敷きになるところだった

2019/09/11

通勤電車に慣れてきたと思っていたら

きょう、また電車は怖いと思った。

私は私で、できる努力は続けており

一本は見送って、次の電車の先頭で乗るようにしている。

そうして優先座席に着いた。

 

女性だったら横に4人座れるが、男性だと3人で座っている。

そこに女性3人が座った。

私の右横の空席は、女性が座わると思っていた。

そしたら、ものすごく太った男性が、ゆっさゆっさと歩いてきて

お尻を向けるので、まさか!と思ったとき、私の頭はパニック。

ムリムリムリ大きさが合わない。座れるわけがない。

左に詰めたら、吊っている左腕をゴンとぶつけてしまうので

ぜったいに左に寄りたくない。

だったら立てるか、というと今の私はさっと立てない。

とっさに出たのは、声。「えっ!」だったと思う。

この声で、ムリなんだと気づき、断念してくれることを期待した。

でも聞こえなかったか、聞こえないふりか

巨大なお尻がぐーんと迫る。

この男、ドカンと入れてしまう魂胆なのだ。

見た目に妙な男ではない。普通のサラリーマン。ただものすごく巨体。

 

そのとき、左の人がかなり左に寄ってくれた。

すかさず私も左に寄った。

とても細身の女性だったことで助かった。事なきを得たというもんだ。

それにしても、この太りすぎのサラリーマン男、

なんでそこまでして座る?私には理解ができなかった。

 

乗っているうちに、理解できてきた。

すごい汗。ダラダラ流れ、拭き続ける。

すごい息。ハアハアといつまでもあえいでいる。

じゃあ何でそこまで太る??

これも私には理解ができず、隣に居ながらにしてググった。

 

そしたら、太った男性の特徴というのがすぐ出てきた。

え?そうなの?と思う。

1番は、食に関することではないのだ。

自分に甘い傾向があると書かれている。

1つの記事しか読まなかったのだが

そうだろうと思ってしまった。すっかりと。