喪中はがきを出して思い返した

2019/12/27

今年のわが家は、年賀状ではなく、喪中はがき。

定型文を適当に真似て作り、出した。

 

これ、あゆみの時は、相当悩んだ。

長女あゆみ、と書くか、年齢も書くか。

人を驚かせるために出すのではないし、

でも、伏せるのはかわいそうだし、

ありのまま書いて出すことに。

 

それでも、年賀状は来て、

子どもの写真や親子の写真入りのものは

まばゆかった。

 

お葬式に来なかった親戚からも

うっかりなのか、届いた。

 

もちろん、お悔みや、なぐさめや、励ましのハガキや手紙を

心をこめて書いてくださった人もいて

ああ、知ってもらって良かった、と思った。

 

私のことが、子ども亡くした友人・知人

という記憶の仕方になったかもしれないけれど

そういうかたちであっても、あゆみの小さな存在が

人の記憶に残ってくれることを

意味あることと考えた。