親の遺品に続き自分のも捨て始めた

2021/10/01

不法投棄のごみを、有料で回収してもらうダンナに対し

自分のごみの回収費さえもったいない私は

市のクリーンセンターに、車で運んでいる。

 

ついに母の鏡台を処分することに。

母の家具で、これが最後。

私も少女時代、ここで髪の毛をくくった。

これだけは置いておこう、とも思ったが

写真に納めて、考え、やはり迷いが生じて

鏡を外して、台だけ処分することにした。

 

それから、小1の頃、おばあちゃんが買ってくれた

大きなガラスケースに入ったフランス人形。

昔の家には、よく整理ダンスの上に置いてあった。

これを買ってもらったとき、ぜんぜん嬉しくなかった。

リカちゃん人形がいい!と文句言い

悪かったなと思って、ずっと置いておいた。

 

思い出の品を手放すとき

淋しい気持ちになる。

それは、思い出を手放すだけでなく

「私にはあゆみがいないから」

を、また思ってしまうから。

 

父も母も、大量のモノを遺していった。

その数に圧倒されたが、あとは私の仕事。

でも私には、そういう娘がいない。

親のモノも、徐々に自分のモノも

ちゃんとしないと。

誰にも迷惑かけないように

 

そういうこと考え、実際に行動するようになったのは、

「コロナ」で家にこもっていたからか?

長かった緊急事態宣言がようやく解けて

なんか、気持ちも、変わるのかな?