改めて、正月に診ていただける有り難さ

2022/02/01

あごの手術から4週間が過ぎ

久しぶりに口腔外科に行った。

先生は物静かで、ほとんど余談はないのに

きょうは診察室に入ると

「足のほうは、良くなりましたか?」

と尋ねてくださった。

 

せっかくだけど、間違ってて

「ケガしたの、手ですけど、まだ治ってなくて」

と言ったら

先生「あ」だけで、ばつ悪そうに黙ってしまわれた。

 

足でもいいことに、しておいたらよかったかな?

と思ったりしたが、思い出したことがあって

「手のケガで救急を受診したとき

お正月なのに、先生を救命救急センターで見ました!」

と言った。

 

その日は、私、ちょっと焦った~

お正月だから、骨折でも専門の先生には診て貰えない、

と電話で承諾のうえ受診していた。

そして救命救急センターに着くと、口腔外科の主治医が

向こうからやって来たので

私、身をかがめて、問診中だった看護師に

「口腔外科の先生が診るかも、ですか?」

と小声で聞いた。

 

「それはないです」と言われて、

ほっ。

なんぼなんでも、歯と手では、専門外すぎるでしょう。

診てくれたのは救急医だった。

 

でも驚いたのだ。

歯の先生まで正月の救急をしていたことに。

歯だったら、正月明けまで待てばいいのに。

 

先生も、お正月のこと覚えていて

「あの日は、あごが」まで聞こえたけれど、

声が小さいから、その先は聞き取れなかったが

あごが外れた人が救急で来た

みたいなことではないだろうか?

 

あごって、外れたら、どうなるんだろう・・・

食べられないし、喋られないし、

どれくらい痛いのかも、ぜんぜんワカラナイ。

 

やっぱり、歯にも急患はいるし

救急は必要だわ。