産まれる子よりも亡くなった子のこと

2023/08/02

トレーニングのインストラクターさんが

産休になった、と日記に書いたが

改めて、思った。

 

入会以来、けっこう放置されていた。

担当だったインストラクターさんは

あまりトレーニングルームに来られず

だいたい受付の中にいたから。

 

で唐突に、「来週から私は産休なので」

と言われたとき、

えっ?産休?誰が?となり、

ああ、だから受付の中だった、と合点がいった。

 

思うに、こういうとき、

わ!オメデタなんですか?!

なんて、ちょっと盛り上がるんじゃないか?

よく、いい年頃の女性は

妊娠・出産・赤ちゃん・子ども

の話題がとってもお好き、と聞く。

 

これら、子どもを亡くした親たちは

ニガテでストレスとも聞く。

私はそれほどニガテでもないかな?

と思っていたけれど、

そんなことなかったようだ。

 

担当のかただったのに

「あ、そうだったんですか。

おめでとうございます」

しか言っていない。

反応薄す~と思われただろうか。

 

言い方も、盛り上がり方も、よくわからない。

わからないんじゃなくて

関心が薄いんだろう。

 

よその子に関心が薄いんじゃなく

私は、産まれる子のことよりも

亡くなった子のほうが、ずっと関心が深く、

その子の身に起きたこと

その子の親の気持ち、

ずっと考えている。

 

ぜんぶがそっちに向いているために、

産まれます、の話題に

反応薄くなってしまうのかもしれない。

そう自分で解釈した。

 

産まれてくる子は、

産まれるだけで、

多くの関心を引き寄せるのだから

いいだろ。