「あなたは何も悪くない」とはっきりと
2026/07/31幼い頃、家族以外で優しくしてくれた人
と言えば、小4の担任の先生。
私はこの先生が大好きだった。
学年の途中で先生は産休に入られたので
過ごせた日数は他の先生よりも少ないのに
どの先生よりも、この先生のことが
記憶に残っているのは、なぜなのか
今回判った!
先生の産休中に、私はプレゼントを作り
渡すのを楽しみにしていた。
ねこの顔のクッション。
学年も終わり、赤ちゃん見たいし、
先生の家に行っていい?と尋ねたら
歓迎してくださった。
電車に乗って行ったら
駅まで迎えに来てくださって
一緒にお買い物して
お昼にはお寿司を注文してくださって
こんなにご馳走になっていいのかな…と思い
食後に遊んで、帰るとき
ご主人が車で送って下さった。
そしたら!途中で警察官が現れて
何ごと?どうなるの?ご主人捕まるの!?
ワケが分からないまま
送り届けていただいたが
帰って来ても気になって仕方なかった。
あれはきっと、一次停止義務違反の
減点や罰金の話だったのだろう、と
見当がついたのは、自分が運転免許を取った
大人になってから。
事情はわからなくても、自分のせい、
としか思えず
とても申し訳なかった。
私が、赤ちゃん見に先生の家に行きたい
と言わなければ、こんなことには…。
翌日、先生の教室に謝りに行った。
そしたら先生はこう言った。
「怖い思いをさせてごめんなさい。
あれは主人が悪いの。
あなたのせいではないのよ。
あなたは何も悪くないの。」
「あなたは悪くない」は2回言われた。
それでも、私が行かなせれば、という
気持ちがあったから。
子どもが、出来事に対し
「自分のせい」
と考えること自体は避けられなくても
「あなたは悪くない」と
言葉で、しっかり伝える大人の存在が
どれほど大事であるか
私はそのとき理解していなかったけれども
この先生が大好きで
なにか自分の生き方の軸にさえなっている
そんな気がしてならないのは
このときの出来事と、その対応に
鍵があったと、改めて思い至った。
子どもにとって、親や身内の影響は
もっとも大きいが、
親や身内では不足してしまうことが
どうしても、あって、
他人であっても、どんな大人と出会い
どう大切にされるか、がとても大事だし
そのことを
覚えていること、思い出すことも
大事だと思う。