お産や生まれた子が「少数者」であるとき
2026/10/16異常分娩ということば、日本産科婦人科学会が
使わないように検討しており
政府も、公的文書で使わないようにする
方向に進めている。
「異常分娩」という表現が、出産当事者に
精神的な負担を与えていたから。
帝王切開や吸引分娩を、異常分娩とし、
一般的な出産を、正常分娩と言ってきた。
医療処置を伴うか、伴わないか、の違いだが
自然な分娩のほうを、「正常」と称すと、
そうでない方は、対義語の「異常」となる。
「自然」に対してだって、「不自然」になるなあ。
今度から、なんと銘打つのだろう。
自然分娩のこと、よく「下から産む」とも
言うけれど、
帝王切開は「上から産む」と言っては?!
言うわけないね。
ただでさえ少数に入って不安な産婦さん、
生まれてきた赤ちゃんに異変がなければ
異常ではないということで
言い方変わること、よかった。
生まれてきた赤ちゃんに異変があったとき…
親しくしていた親の会のかたたちが言っていた。
まれに唇が開いている赤ちゃんが生まれる。
この口唇口蓋裂を、医療では奇形と言う。
医療者は、ただ用語を言っていても、
親はものすごい衝撃を受けていた。
でも医学用語を変えようはないので
「形成不全」と言ってほしいと要望していた。
私はその話を聞いたとき
「奇形」は、聞くのも字もショックだが、
「不全」だって、文字にすると、なんだかなあ、
まだ言いたい気持ち、残る気がする。
症状を、「いわゆる」何々と、言い換えず
正式名称だけだと、いいのかな