いい出会いしか知らなかったことがよくわかる。

2009/04/05

引き続き、障がい関連。

実は私も、障害をもっている。(たぶん現在進行形。)
本当は病気らしいが、病名が、障害になっている。
ごく身近な人にしか話していないので、
そういうことになっていることに
ほとんど人は気づいていなかったと思う。

症状としては、息苦しくなり、
ほかにもいろいろ出てきたが、
関係のない場所でも涙が出て仕方なくなったとき、
病院に行かなければ!と思った。
知り合いの心療内科医を訪ねていくと、
すぐ休学することを勧められた。
診断書に書かれていた病名は、「適応障害」。

この病気、人が原因で起こったことなら、
その人物と距離を置けばいい。
問題が持ち上がったその場所に近づかなければ、症状が治まる。
そう言われ、そのようにしたら、本当に治まったので、
文字通りの病名だと思った。

今回のことでは、苦しい思いをしたが、
心と体の両方がしんどい人の、気持ちや状況が、よくわかった。
よくわかったということで、もうあそこには戻らない。
そう考えていたのに・・・。

また戻ることとなった。
休学期間が切れたので、退学届けを出しに行った日、
説得してくれる人物が現れ、根気よく説得されるうちに、
元いたところではなく、別の研究室に移ることとなった。
まさかだった。

きょう私は、
いまだかつて経験したことのない混乱に陥りそうになった。
きょうから新学期。
学内に踏み入れるなり、
半年前の出来事がフラッシュバックしだしたのだ。
あー、これは・・・PTSDじゃないの?!
そう思ったが、こんなに間をあけて起こるかなあ。
まあ病名はどうでもいい。
戻るなら克服するしかない・・・。

パニック起こしそうになりながら、思った。
私は、過去に、悲しい経験も、つらい経験も、しているけれど、
ぜんぶ人が問題ではなかった。
相手は人などではなかった。
自分は、人に関しては、いい人としか出会っていなかったと、つくづく思う。
これでまんべんなく、主だった苦さを経験をしたということかなー