「一回死んだ」と思って生きていく道

2026/10/22

熊に襲われ眼球破裂、というニュースが

あったこと、強く記憶に残っている。

失明という言葉を耳にすることはあるが

破裂… 想像を超えている。

 

どれほどのショックと苦痛のなかで

過ごされるのかも想像を超えていた。

 

きょう、インタビューに答える姿を見た!

めがねの右側は黒いレンズで

おでこに深い傷跡。

被害の凄まじさが伝わるが、お元気そう。

 

驚くことに、少しずつ見えるようになってきて

でも傾いて見えるそう。

そうか、目は、ものが見えるだけでなく

水平に見えてこそまっすぐ歩けるわけだ。

 

この災難のことを、こう話された。

「一回死んでしまった、として、

もうかったなあ、という気持ちで」

 

ここまで聞いて驚いた。

仕事に復帰のめども立たない状況で

なんと前向きな、感謝の深い人だろう。

 

では「もうかった」として、

この先をどう行くのか… それは

「やれることからやっていこうかな」

とのこと。

 

そうだなあ。

普通は、快復すること

以前の自分に戻ることを考えてしまう。

その気持ちを一旦横に置き

いま「やれること」を見つける、

「やれること」から、やる。

そのことが生きてゆく方向だと思った。

どんな場合も。