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2025/10/05
数字と「ひと」の命は結びつきにくい
久しぶりにご夫婦のお顔を ニュースで見た。 交通事故の罪が、過失運転致死傷罪から 危険運転致死傷罪が適応されるようになったのは 3才と1才の女の子を事故で亡くされた ご夫婦の署名活動から始まった。 あれから25年が過ぎた。 …
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2025/10/04
思いやりにさえ傷口が開いてしまう傷
相手の気持ちも考えないと・・・ と昨日書いたのは、 あゆみのために上等な花籠を お供えにくださった人のこと。 気持ちは本当に有難かったけれど 花が嬉しく思えなかった時期がある。 花さえも。 花籠の花…
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2025/10/03
匂いの記憶は「あの日」の記憶
私はあんまり鼻が利かない。 「鼻が利く」には、2つ意味があって 嗅覚が敏感であること、と 隠し事などを見抜く能力、で 1つ目は、「効く」と書いて良さそうなのに 鼻に関しては、どちらも「利く」のよう。 私は、どっちの利きも良く…
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2025/10/02
目が覚めて別人になってたら大変
あゆみが脳死になったとき ただ別れを待つだけで、無力で、 苦しかったことが蘇えるから 臓器提供の欄から目を背けてしまうの かな?とダンナに言ったら、 「は?うちは脳やで」 と返ってきた。 「脳がやられて、そのため …
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2025/10/01
臓器提供の欄が無記入の理由なに?
保険証、7月で終わっていること 今日まで気づいておらず、 どうしよ!どうしよ!と慌てたあと 今はマイナンバーカードを使うように なっていることも、さっき知った。 どこにも保険証と書いていないのに? しみじみカードを見て、あっ…
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2025/09/30
基準は「子どもがどう思うか」が大きい
1つのことを思い出すと さらに別のことを思い出す。 見に行くと意識がなかったあゆみを 慌てて救急車で運んだので 寝室は、何日もそのままだった。 あゆみの布団、嘔吐したままで 片付けられなかったのは、 …
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2025/09/29
なにも予感させずに旅立った親たち
昨日、研修でご一緒した女性は お父さんを、私と同じ状況で亡くされていた。 同じ家で暮らすお風呂で。 私、ずっと聞きたいと思っていた。 同じ状況で亡くされた人に会ったら。 虫の知らせみたいなの、ありましたか?と。 …
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2025/09/28
いろんな方法で「いるよ」と知らせる
(昨日の続き) 主人公は、5才くらいになったとき 若くして亡くなった女性の記憶が入ってきて、 行ったことはないけれど記憶にある 家を訪ねて行くと 娘を亡くした父が、痩せ衰えていた。 これは生まれ変わりの話ではないので …
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2025/09/27
「娘は、いる」と実感する以外にない
先日、宿泊先のホテルで、 深夜に、何げに映画をつけたら 出てきた女の子の名前が瑠璃ちゃんで その理由だけで最後まで見てしまい、 翌日ヘロヘロになった〜 生まれる前に、「名前は瑠璃にして」 とママにメッセージを送っていた。 …
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2025/09/26
帰りを待ちつづける姿が目に浮かぶ
「レンタル母」のようなドラマのこと 昨日書いたが、 私は、無償であってもその役は できないだろな、と思ったとき 逆は欲しいかも、と思った。 私には、もともと田舎がないし 仮想現実でも優しい母親のような人と 過ごせる故郷…