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2009/08/21
たまにたくさんするよりも、毎日少しが、いいと思う。
こういう会にも守秘義務というのは、あるので、 かいつまんだお話ししかできないけれど、 最近、とても大事なことを感じたので、少し書きたいと思う。 前述の、脳死状態のお子さんとお母さんを訪ねて、帰る途中 その子の担当の看護師さんが私を追いかけてきた。そして、 「いつもありがとうござ…
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2009/08/19
ずっと黙ったままの時間と、空気、私はすきです。
またテレビが来た。 前回は、伝えてほしいところを全部削っていたので、断ったのだけれど 会の紹介もします。と言ってくれたので、出ることにした。 こういう家族会を、ずっと探している人が、いるかもしれないので。 今晩の放送なのだそう。報道ステーションという夜10時からの番組。 今年、…
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2009/08/14
育てられなかった替わりに、育ててもらったと、思った。
きょう、あゆみにお客さんがあった。 お盆のお参り。じゃなくって、テレビの収録。 新型インフルエンザの脳症で、重症になられたお子さんがいる ということで、急に番組が作られることになったらしい。 ほかの体験者を紹介するのは、非常に気を遣い、緊張するが 今回は、自分だけ話せばいいとい…
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2009/08/13
かまわないよ、だいじょうぶ。と語りかけてくれる社会を求め
子どもを失った親が言う、「かなしい」を ネガティブなものとして捉えず、言っていいことと、してほしい。 と書いたが、かなしい言葉に限らず、 思っていることを、思うように表現すればいい。 同じことを何度繰り返して言うのも、いい。 といった、大らかな理解があれば、ということを言いたか…
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2009/08/11
「かなしい」とは、可愛くてたまらないということ。
それはどういう曲ですか? って尋ねていただき、ありがとうございます。 沖縄の知人に、歌詞の意味を教えてもらった、その曲は、 夏川りみさんが歌っている、童神(わらびがみ・ヤマトグチ) という、子守唄です。 こういう歌詞です。(作詞は古謝美佐子さん) 天からの恵み 受けてこの地…
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2009/08/08
小学生はみんな神様の子なんだあ
乳幼児のお葬式は、「あげないもの」とされてきた。 という話を、葬儀業の方から聞き、驚いた。 ということを前回、書いた。 「あげない」理由を、感情面だけ、前回想像を巡らせたが、 すぐ後で思いついた。 江戸時代の人は、「七歳までは神の子」と言っていた。 神様の子どもなので、神様が子…
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2009/08/06
するか、しないか、考えたこともなかったこと。
死という、人間のもつ影の部分は できるだけ伏せられてきたように感じるが、 「おくりびと」という映画が大ヒットしたことから考えると、 人のかかわりから生まれる、嬉しいことにも、悲しいことにも、 目が向けられるようになってきたことを、感じる。 昨日は、葬儀業さんの組合のようなところ…
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2009/08/02
「私も」が与える、安心感と違和感(と頓珍漢)
セルフヘルプグループの運営に関する講演会に行った。 特に発言するつもりはなかったのだけれど、 司会者に促され、少しだけ発言した。自己紹介もした。 終了したとき、ボランティアとして会場を手伝っていた女性から 声をかけられた。 開口一番、言われた言葉が、「私もね」だった。 ワタシに…
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2009/08/01
約束を守る。できることを続ける。
年に1度京都大学の大学院で話をするようになり、4年目を迎えた。 今年も、この日、じっくり思い返した。 この大学に行くようになったのは、あるご夫婦とのご縁からだった。 もう7年前になるが、 厚生労働省の研究班の、外部評価委員をしていた。 患者会として研究に協力し、ときどき、東京で…
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2009/07/22
ダウンしたなりい〜
ずっと休みがなかったまま、3連休を迎えた。 普通はここで休息するのだろうけれど、私は休日こそが、過密。 連休1日目は、ふらふらと約束を終え、 連休2日目は、午前に事故遺族の「つどい」で、午後は病死遺族の「つどい」。 私はつどいが大すきだから、自分がどれくらいくたばっているのかな…