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2020/06/29
私だけが「いい言葉だ」と思っていた
「あゆみちゃんに、かわいそうと書いたらいけないんですか?」 と、小学生が先生に疑問を呈していた件、 私は、あゆみのこと「かわいそう」と書いていいし 何でも思うとおり書いてくれたらいい と思ったのだけれど、考えてみたら 「可哀そうな子と言われたくない」…
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2020/06/28
失礼な涙とはどんな涙だろう
重い障がいをもつ子を前に、 (つい、あゆみと重ねてしまい) 涙して、即刻クビになったことを昨日書いた。 今の活動(小さないのち)で、体験者の話に涙する人は 日常的に存在する。 そのことを、 共通体験者同士であっても、そうでな…
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2020/06/28
みじめな私をずっと気にとめてくれた人
私は、子どもを亡くしたから、子どもを亡くした人の会 を運営していて、このことは 自然であり、理にかなっており、向いていると思っている。 そんな私も、あゆみを亡くした直後には ぜんぜん違うことに意識を向けていた。 病気や障がいをもっ…
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2020/06/26
互いに沈黙をおそれず
こんなふうに聴きたい(聴いてほしい)について、 昨日、鷲田清一氏の「弱さのちから」から引用した続き の文章が、的確に指摘してくれている。 ーーーーーーーーーーーーー そういうかたちのなさに焦がれて、あるいは 話が途切れたあとの沈黙が切迫したように感じ…
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2020/06/25
つらい話を初めて順序だてて話すとき
昨日紹介した「弱さのちから」という本に 初めて「つどい」に来られた方が、語る姿 を示しているような箇所がある。 ・・・・・・・・・・・・・・ 本当に苦しいことについては、ひとは話しにくいものだ。 話したくないものだ。 忘れてしまいたいということ…
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2020/06/24
「弱さのちから」とは
一昨日、子どもを亡くした親同士を象徴する言葉として 「弱さのちから」と書いたが、この言葉 14日に紹介した、岩田泰夫氏の「セルフヘルプグループへの招待」 では、「弱さが絆になる」と書かれている。 この本にあるのは、遺族に限ったことではな…
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2020/06/23
避けられた子どもの死なんてほとんどない
親が運転する車が、わが子を轢いてしまう痛ましい事故 よく報じられている。 このことがあると、必ず、 ネットに、ばーっと書かれる。 なんで~~した(先に降ろした・乗せておかなかった) 親の不注意でしかない 避けられたこと …
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2020/06/22
あの頃の自分がもっとも気高く思える
「つどい」で聴いた話は、外で話さない。 このことも、互いに守っているので、内容は書けないが、 ちょっとだけ触れさせてもらおう。 初めての経験として、全員マスク着用で行った。 表情が、少し見えにくい。 声も、少し聞き取りにくい。 …
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2020/06/21
それでもまた来てくれた
「コロナ」がおとなしくしていることで、 東京のつどいが無事にできた。 会場に向かいながら、あの日のことを思い返した。 前回のつどいが、つらい終わり方になったこと。 私の未熟さで。 つどいでは、1つだけ禁止事項を設けていて、 …
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2020/06/20
泣かせようとしなくても泣けた
重病の子どものためのセミナーがあり、 コロナの影響で中止にならないか、ドキドキしていたら、 オンラインを取り入れて行われた。 カメラ担当の男性、 一日フルに、懸命にサポートしておられ、 ずっと当事者かと思っていた。 でなければ、一日中こ…