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2008/09/29
ナニコレ珍百景もどき
日記と言えるにふさわしい更新をがんばろう!と思っていても 書きたいことはたまる一方… このところ、ある会議が東京大学で行われている。 それまでにも行ったことはあったが、入口が違ったため見る機会がなかったのが「赤門」。 東京大学の赤門とは、赤い色をしているのだろうとは思…
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2008/09/21
それがどうかしまして?
セルフヘルプ・グループとは、 共通体験を通して自分自身の生き方を見出していく場です。 けれども世間には、共通体験のある者がつながることを「傷のなめあい」と言い、 後ろ向きな行動と評する人がいます。 いかにも、その場しのぎの慰めあいのように… 私はこういう固定観念に対し、どう納得…
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2008/09/17
ずうずうしいオッサンとこわいオッサン
私が生まれ、いまも暮らす尼崎市というところは、 よく言われる表現に、阪急沿線は高級で、JR沿線は中流で、阪神沿線は下町 というのがある。 うちはJR沿線だけれど、じゅーぶん下町だと思う。 私の買物はいつも、嵐のようにスーパーに駆け込み、手当たりしだいカゴに入れ、 また嵐のように…
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2008/09/15
お母さんから受ける影響
「小さないのち」を立ち上げて、もうすぐ10年になる。 当初は後遺症グループの人たちとも交流し、会報も書いていた。 同じように突然病気になり、亡くなる子と一命を取り留めて重度の障害をもつ子とは、 たどった道はそれほど違わないと、そのときは考えていたからだ。 けれども、生きていると…
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2008/09/10
親切は親切を呼ぶらしい
きょう帰りの飛行機は全日空だったのだけれど、 CA(客室乗務員さん)に感動した。 まずは記憶をさかのぼり、 以前柏木哲夫氏が、日本航空のCAさんの感動的な話を本で読んだと聞いた。 窓際に写真立てを置いている乗客がいたらしい。確か若い娘さんの写真。 飲み物のサービスをしていたCA…
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2008/09/05
聞こえる と 聴く
英語を、リスニングと書いているときとヒヤリングと書いているときがあるけれど どう使い分けてるの?と、ダイキに尋ねたところ、 いいこと教えてもらった。 (彼は最近私の質問への答がていねいで親切)。。 話は日本語に及び、 現在は、「きく」という日本語は、「聞く」とも「聴く」とも書く…
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2008/08/27
川のおしゃべり
夏休みももうすぐ終わり。 この時期になると、子どもの夏休みの宿題がたまり、 毎年私は読書感想文を手伝う。 今や手伝えるのは、感想文のみ… 子どもの頃、父もいまの私と同じように、宿題を手伝ってくれた。 というより、父は本気になってやりきってしまうから、ちょっと厄介だった。 絵…
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2008/08/24
生きているイチの価値
生命の価値とは何だろう? これを考えつづけ、 「いてくれること」だと思い至ったので、 ダイキにもそう言うようになった。 ところが、もっと勉強しろとか、本を読めとか、野菜も食べろとか、 毎日言うことが多すぎて、ダイキとはよく揉める。 なんか、お母さんの言ってること、矛盾してると思…
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2008/08/20
善意の医療 8月20日
先日、知り合いの産婦人科医から文字の書いてあるボールペンをもらった。 何のキャンペーンなんだろうと思い、 すぐには理解できなかったが、思い出した。 思い出すということは、忘れかけているということだ… いっしょに添えられていた1枚の紙に次のように書いてあった。 8月20日は、福…
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2008/08/17
違いと比較
きょう、ある疾患会の代表者が闘いを宣言していた。 ハンセン病の患者会(?)が「ハンセン病は遺伝病ではない」と主張ししていることから、 「遺伝病のなにが悪い」という反発が持ち上がったらしい。 おそらく闘いの的は、社会の偏見に対してであると思われるが、 ちょっとだけ疑問に思った。(…