-
2013/05/24
「会える」というのが一番うれしい
久しぶりの東京のつどい。 家の中が、両親の介護まみれに一変して 家を離れられなくなっていたが でも、やっぱり東京の仲間にも会いに行きたくて 思い切って、留守を頼んで出かけた。 Mちゃんのお母さんの顔が飛び込んできたとき わーって、声を上げてしまった。 ほんとうに久しぶりで。 M…
-
2013/05/16
涙して聴いてくれた
京都グリーフケア協会というところで講師をしている そこに、新たに介護・福祉コースができ きょうは初めての授業を行った。 当初、担当が決まったとき 私に介護は、さっぱりワカラナイ〜 いまだに両親の(過)保護下にいるんだから なんて思っていた。 ところが今年になって あれよ、あれよ…
-
2013/05/10
命拾いした
夜中になって、 「あっ、明日はゴミ収集!」と思い出した。 夜の間に、玄関の内側にまとめておかなければ、 朝ダンナに持って行ってもらえない。 1階の両親宅のゴミも集めるために そーっとキッチンに入っていくと 真っ暗な中に、立っている。 お化けと思って、腰を抜かしそうになった。 母…
-
2013/04/20
初めての仏壇花
春休み中、ダイキが母の散歩係をしてくれていたが 新学期が始まり、私が交替することに。 私:きょうは、どこへ行こうかな? 母:お花屋さん。 花屋に着くと、母は店主に向かって言う。 「お仏壇のお花を2つください」 ほとんどのことを母は一人でできなくなったが 一階のお仏壇(私のご…
-
2013/04/18
あゆみの歯形を遺したテーブル
父の退院が決まった。 普通に歩行できるまでに回復したわけではないので、 家の中で歩行器が使えるよう、まずは片付け! 1階のキッチンには、6人掛けのでっかいテーブルがあり 通路が狭いため 小さいものに買い換えることに。 買い取り業者に問い合わせると、 買い取りどころか、廃棄手数料…
-
2013/04/07
いま目の前にいる人のように、話しかける光景
新しい性格で、我が道を行くようになった母 と、ここでもよく取り上げてきたが 2月以降、さらに別人のごとく進化し 理解に苦しむ日々・・ そんな母が、以前にも増して 時間をかけて、丁寧にするようになったことは あゆみとの会話。 毎日、私の住む2階に上がってきて、 あゆみの遺影の前へ…
-
2013/04/03
私はトイレ掃除が好きだから
ダンナの冬用パジャマ いい物だったので、ずいぶん長く活躍してくれたが かなりくたびれたので、引退していただくことに。 「これ着るの、きょう最後にしようね」と言ったら ダンナが一瞬、えっ?という反応。 私のほうも、えっ?なに?と思う。 「捨てるの?」ときくものだから、 「捨てない…
-
2013/03/25
焦ってもいいわけはないから
久しぶりに、「つどい」にゲストを招いた。 臨床心理士という、 人のこころに、自らのこころを駆使して寄り添う専門職。 若い、しかも独身の、男性。 よく子どもを亡くした親は言う。 子どもを亡くす痛みは、亡くしたことのない人には、わからない。 まして、結婚もしていない、子どもを持った…
-
2013/03/06
色あせていく遺影
父の入院、母の度重なるけが、 それに引き続く二次的三次的問題により ジェットコースターに乗り続けているようなわが家だが この日記には、できるだけあゆみにまつわることを書きたいので、 ちょっと視点を変えてみよう。 よそのお宅を訪問し、お子様の遺影を目にした時に えっ・・・と不安を…
-
2013/02/16
さらなる災難
吐き気止めの座薬をもらって、2日目の朝 母は1週間ぶりに 薄い味噌汁と、1センチ角の絹ごし豆腐3粒を口にした。 そのとき、かすかに「おいしい」と言ったので、 いけるかも!と思った。 思ったとおり 日に日に、一口一口食べられるようになり、 点滴を卒業できた! 私は、自分にできるこ…