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2007/05/14
病児と家族に寄り添う人々
京大病院小児科病棟のボランティアグループ「にこにこトマト」さんで 講演させていただきました。登録者は総勢70名!大所帯です。 依頼を受けていた「寄り添うとは」をテーマにお話しをしたのですが、 聴いてくださるボランティアの皆さんの気持があたたかくて、やわらかで、 とても和やかな…
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2007/05/01
出会いがいいから
きょうは、わかちあいのつどいでした。 私も近況を聴いていただき、 共感してもらえて嬉しかったです。 このところ落ち込んでいました。 いろんながっかりがあり、裏目に出ることや、失敗も続き、 こういう立ち上がれない状況になると 私には立ち戻ってしまう地点があります。 「あのときも、…
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2007/04/07
二重から一重にかわる
子どもの死後、再び大きな悲しみに包まれるのは、 さまざまなことがフラッシュバックするような一周忌前と、 その子のいない誕生日だということが、 会員どうしの対話のなかでよく話題になります。 けれどもあるお母さんは、 「子どもが亡くなってからの年月が、その子が生きた年月を超えると…
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2007/04/01
医学部に行くために必要なこと
ある医師会主催の公開フォーラムに出演したとき、総合討論で、 会場からとてもほほえましい質問がありました。 「高校生です。医学部に行くにはどんな勉強をしたらいいのですか」 私以外の出演者は全員お医者さんで、とてもいいことをお話されていました。 成績や偏差値に関するアドバイスでは…
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2007/03/17
見境のない性格になったワケ
きょう、とっても落ち込みました。 夕方、公園の横を通りかかったとき、 学生服を着た中学生が後ろ向きに立たされて、若い男たちの助走をつけたとび蹴りを受けて、起き上がれなくなりました。 私、中学生の息子と歩いてたんですが、息子の制止を振り切って、割り込んで行っちゃいました。 若い…
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2007/03/08
14歳はもう大人?
連日、私の身の回りでもタミフルのことが話題になっています。 「小さないのち」の方は、「タミフルに不安はあるものの、脳症がとってもこわいので、やはり飲ませようと思う」という方がほとんどのようです。 私もタミフルのこと、よく分からないのですが、タミフルが使われるまだ前に、 インフル…
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2007/02/26
シドロモドロになったわけ
質問をしたかたはインターネットをされないので、ここで弁解しても仕方がないのですが居合わせた人が何人もいたので、本当はあった「続き」の話しをしたいと思います。 きょう、わかちあいの「つどい」をしました。 終わってまだ座っているとき、不意に尋ねられて動揺することとなりました。 Q…
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2007/02/11
「ある」ことに気づく
修士論文というのを、最後のほうはもう寝ずに、食べずに、命がけで(は大げさですが)なんとかぎりぎり書き上げて提出しました。 日々ご遺族の皆さんから教えていただき、学ばせていただいていることを元に書いたのですが、文中に、「存在の大きさは、それを失ったときにはっきりと浮き彫りになる…
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2006/12/09
車にも魂が宿る?
昨日、長い修理が終わって、車が家に戻ってきました。 夫が玉突き事故に巻き込まれ、大破していたのですが、ちゃんと元に戻りました。 彼はご機嫌ですが、本人の首のほうはまだまだ元には戻りません。でも、 「これくらいの怪我で済ませてもらったのは、あゆみちゃんのお陰やろなー」と いたく…
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2006/10/16
子どもの名前
名前は、とても大切なものです。 子どもが産まれると、親の次のしごとは名前をつけること。 選りすぐりの、文字や、意味や、響きを、考えて、考えて。 なにかこれにより、子どもが一生護られてほしい思いまでこめます。 気に入ってくれるかな? たくさん人が覚えてくれるかな?呼んでくれるか…