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2010/10/03
気になる「お母さんに会いたい」きもち
前回、少し触れた 兄が突然連れて来た1才の女の子、つまり姪と きょう食事に出かけた。 世間では、もうすっかり大人と見なされるが 私には、とてもそうは思えない。 今年から病院で働くようになり 先生と呼ばれてる、なんて聞くと よその人の話みたいに聞こえる。 なにげなく、聞いてみた。…
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2010/10/01
ダイキの若い先生
後期から、家族援助論という授業を担当することになった。 所属は保育学科。 子どもを失った家庭をどう支援するか? なんてことを軸にするわけにもいかず、 シラバスには、一通り、扱っていく家庭の事情を連ねたが きょうは、オリエンテーションなので、自己紹介をかね これまでの自分の軌跡を…
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2010/09/29
あれは、ほぼ悲しい涙です。
結婚式で、泣いた日記を読んでくださったKさんが、 「わかります」というメールをくださった。 このかたとは、直接のお付き合いはないまま ときどき、折に触れて、メールをいただく。 お身内の結婚式で、同じようなことがあったとのこと。 早くに両親を失った新郎だったという。 拝見し、本当…
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2010/09/27
なんで泣いてるのか、わからなかった
甥っ子の、結婚式に行ってきた。 たぶん、式と披露宴を通して 泣いたのは、花嫁さんと、私だけだと思う。 新郎の母親である義姉は、 家族が増えて嬉しいと、にこにこ顔だった。 私は、甥っ子の育ちにかかわったわけでもないのに 赤ちゃんの頃からの写真が、スクリーンに映し出されると 涙がこ…
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2010/09/15
10余年ぶりに踏み入れた世界
1か月ほど前に届いた恩師からの郵便。 封を開けるのがこわかった。 思ったとおり、入っていたのは、演奏会のチケット。 音楽から遠ざかって、何年になるだろう。 もう戻れないし、今となっては聴くことさえ、つらい。 しかし指揮者であったご主人が亡くなられ 追悼コンサートということだから…
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2010/09/08
他人の苦労は知らないところに
前回のつづき 先生たちの研修に行った日の、2つめの驚きについて。 終演後、一人の先生が来られ 「私の子は」とおっしゃった。 どきっと、緊張が走った。 23週で、600グラムで生まれたと聞き 23週!?! 思わず、聞き返した。 23週で生まれて暮している子を、直接は知らない。 自…
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2010/09/03
遺族は、みんな、がんばってるぞ
教育委員会からのお仕事で 小中学校の先生の研修を担当した。 いくつかの失敗と いくつかの驚きがあった。 失敗の1つは、 質問に答えられなかったこと。 話の主旨を「言葉」を超えたところに置いて進めていたことから 不意に、 「苦しいときに、支えとなった言葉は何ですか?」 と尋ねられ…
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2010/08/28
おお、おそろしや、昔話
暑い、暑いと、言いがちだけれど ずっと病棟にいる子ども達は、暑いお外が恋しいだろう と思うと、私は「暑い」と言わなくなった。 小児病棟に、紙芝居をしに行ってきた。 今回選んだ作品は、ももたろう。 私が持っているいるももたろうは、 絵に描かれているももたろう君の姿に癒され 語り口…
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2010/08/17
まだ子育てちゅうを感じた
高校3年生は、麻疹・風疹の予防接種�W期を受けなければならない。 追加で接種が必要になった。 平成19年の、大学生間の流行は、記憶に新しい。 大樹は、普段は下校が遅いので 夏休み中のきょう、近所の小児科に行った。 高校生なんだから、一人で行きなさい。 とキビシク言っていたのに、…
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2010/08/16
今年のお盆も、また思った
お盆のお墓参りに行くとき (1階に住んでいる)母が、ちょうど来て 「あゆみちゃん、おるすばん、してようね」 と、あゆみの遺影に語りかけた。 え・・・? お墓には、あゆみに会いに行くの? その間、あゆみは、家で留守番するの? あゆみに会いに行くために、あゆみは留守番をする?? こ…