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2010/05/10
もっとわからない父の食生活
ゴールデンウィークは、どこにも行かず ひたすら会のアンケートの「しごと」に明け暮れた。 食事くらい行こうと、父が言い、 私は、しぶしぶ同行した。 父と食事に行くと、止まらないからだ。父の話が。 ほとんどが、それ3回目。それは5回目。みたいな話。 ところが、今回は 初めて聞く、あ…
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2010/05/07
よくわからない母の行動
郵便局へ行くために、自転車を走らせていると ぬいぐるみを背負い、人形を抱いて歩く若い女性を、追い越した。 追い越し際に、その行為というか営み?に気づき とっさに、振り返って見つめてはいけないような気がし そのまま走った。 一瞬のことだったので、幻のようにも思えた。 郵便局に着く…
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2010/04/21
生きている間じゅう、眠っているときも、していること
きょうは自分の病院に行った。 この病院、受付をしてから、何時間で順番が回ってくるか いつも不明。 きょうは、精算を終えたのが午後4時で、最高記録だった。 先生は、いつも最初に 「お待たせしましたね」と言ってくれ、 「何も困っていない?」と「ほかに聞いておきたいことは?」と 最後…
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2010/04/09
言葉を探し求める努力から
日々出会うのは、 圧倒的な悲しみ、苦しみに直面している人。 そういう人に宛てる手紙は 言葉がすぐに行き止まり、書き進まなくなる。 どうにか言葉を探し当てたつもりでも、 やはり薄っぺらで 思いをそこに乗せることが、できない。 こんな繕ったような手紙なら、出さないほうがまし と思っ…
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2010/03/27
唯一かけがえのない一人なのだから
いのちの教育に関する講習会に出席した。 私もおなじようなことをやっているが 私は病気の話が中心になる。 それが身近にあったから、という理由だけで。 講師の先生は、戦争の話を中心にされた。 とてもいいお話だった。 ところが、こうおっしゃったとき えっ?と思う。 「よく末期がんの患…
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2010/03/15
わが子を認めたい気持ちから
きょう小児科学会倫理委員会が開いたフォーラムがあって あゆみの看取り前後の話をした。 医療の話、というよりも、いのちの話をしたので、いつも以上に、 自分の内面の、かなり深いところを開いた。 話すことは平気だし、知られることも平気なのだけれど 話したあとで、しんどくなるのは、なぜ…
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2010/03/08
体験のちがい、年齢の差も超えて、励まされた
リビングライブラリーという なにか特徴のある人が、本になる活動に協力した。 私は、自身も当事者であり「子どもの遺族会」を運営してきた人 という位置づけで、本になった。 借り手に、体験談を話したり、いろんな質問にお答えしたり 逆に、深い身の上話を聴かせていただいたり、楽しかった。…
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2010/03/06
かちかち座 新人座員でございます。
紙芝居デビューを果たした。 小児病棟にあるプレイルームに、 知人と二人、出向いた。 芸名?は、かちかち座と命名した。 拍子木カチカチの、かちかち座。 私が演じたのは こぞうと、おしょうと、マヌケなやまんばが出てくる ちょっとこわくて、ちょっと笑える、昔話。 へたくそだけど、まじ…
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2010/03/02
いい・いや では測れない人間の感情
自分がされるといやなことは、人にもしない という考えは、正しいと思う。 これ、幼稚園児でも理解でき、心がけてくれるが 自分がされて嬉しいことを、人にもする という考えをもつ大人が、案外多くいて 遺族はつらい目にあうことが、多々ある ということを、先日ここで書いた。 私は、最近、…
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2010/02/27
十三回忌
沖縄から戻ってくると、ものすごくたくさん用事がたまっており かたづけながら、あゆみの十三回忌を迎える。 かつて、先に子どもを失った方が「七回忌」 という言葉を口にされたとき、 果たして自分にも、そんなときが来るのだろうか? そのとき私は、どう変化しているのだろう?と 遙か遠くを…