-
2009/09/20
約束は、必ずしも守るためだけにあるのではないと思う。
毎日、必ず、ある人のことを考える。 ちいさな男の子を失われた、お母さん。 ずっと親しくしているのだけれど 深い悲しみにある人の 役に立てるようなこと、何一つない・・・。 少し元気になってほしい。と そばにいる人は、みな思うかもしれない。 実際に言葉にして言う人もいるかもしれない…
-
2009/09/16
皮膚科潜入ルポ―魔法の手をもつベテラン看護師
腰(ほぼおしり)の腫れ物の手術をしてきた。 手術といえば、丸いでっかいライト。 かなり威圧感がある。これを見て、 少し前に、ある小さな男の子のお母さんが 「子どもは親と離れ、ああいうライトを一人見て、手術を受けたんだ」 と回想された話を、聞いたことを思い返した。 局所麻酔の注射…
-
2009/09/14
つらかったあの日から11年を経て、再び訪ねた場所。
子どもが最期を迎えた病院に もう一度行ってみたい。と思う親と、 二度と行きたくない。と思う親に、考えは分かれる。 どちらも、その理由には、子どもへの愛情の深さや、切ない思いがある。 私は、前者だったように思う。 つらいのだけれど、行けば何か見つかるような気がし、 でも、もうそこ…
-
2009/09/08
前例のないことを重ねていくのが、ほんとのサービスだと思う。
きょうの晩ごはんは、大好物のお好み焼きにしよう!と思い スーパーへ行くと、 「冷凍食品全品半額」の文字が目に飛び込む。 ヤッター! いつもは買わない、ちょっと高級なアイスクリームを手に入れることが出来た。 レジに並ぶと、前の人が、何やら店員さんに交渉しており、難航している。 こ…
-
2009/09/06
対話は大きな力を生むが言葉そのものは不十分な部品かも。
言葉は、日常で欠くことのできない、大事な道具であり 意思が相手に伝わるように、言葉を使いこなす努力は大事だと思う。 用件については、努力でほぼ伝わるだろう。 けれども、気持ちを「わかってほしい」ような伝達の場合 限界を感じることが、多い。 先日、東北大学の医学部の、1年生の授業…
-
2009/09/04
思いやりって、子ども扱いすることじゃないと思う。
あゆみのことを書こうと思っていたのだけれど、 もうちょっと言葉を整理してから、ということにし、 しばらく留守して、あっちこっち行き、いろんな人に会ってきた。 書きたいことは一杯あるのだけれど、、、 出かける前に病院に行ったときのことから。 腰にあったおでき(にきび?)が膿んで、…
-
2009/08/26
いちばん深いところにある、人が生きる目的とは
8月25日は何の日だと思いますか? と尋ねたとしたら、え?? 何もない、ふつうの平日だよね、 という答えが返ってくると思う。 カレンダーでは何もないが、特別な日であって、 ある女の子(お姉さん)の「たんじょうび」という、とても大事な日だった。 この人は、いま心配停止状態だという…
-
2009/08/24
何年たっても、千年たっても、変わらない親心
いま会報を作っているのだけれど、 何をやってても、すぐ気が散る私は、 コラムの連載をしてくれている、Tさんの原稿に感激したあまり、 そこに出てくる、紀貫之の「土佐日記」探しに、費やしてしまった。 Tさんの原稿を目にするまで、恥ずかしながら、私は 「土佐日記」なるものを、読んだこ…
-
2009/08/21
たまにたくさんするよりも、毎日少しが、いいと思う。
こういう会にも守秘義務というのは、あるので、 かいつまんだお話ししかできないけれど、 最近、とても大事なことを感じたので、少し書きたいと思う。 前述の、脳死状態のお子さんとお母さんを訪ねて、帰る途中 その子の担当の看護師さんが私を追いかけてきた。そして、 「いつもありがとうござ…
-
2009/08/19
ずっと黙ったままの時間と、空気、私はすきです。
またテレビが来た。 前回は、伝えてほしいところを全部削っていたので、断ったのだけれど 会の紹介もします。と言ってくれたので、出ることにした。 こういう家族会を、ずっと探している人が、いるかもしれないので。 今晩の放送なのだそう。報道ステーションという夜10時からの番組。 今年、…